U.S.M.Hnews|オリジナル「イグニカサイネージサービス」を本格運用開始
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(株)(U.S.M.H)は、店舗での、AIデジタルサイネージを活用した広告配信・マーケティングサービス「イグニカ(ignica)サイネージサービス」の本格運用を開始する。
イグニカは、U.S.M.Hの独自ブランド。店舗サイネージをネットワーク化し、商品情報、料理レシピ動画、生活情報などの情報やコンテンツをリアルタイムで配信する。またAIカメラを使ってコンテンツ視聴効果の分析・可視化もできるため、効果的な広告配信と効果検証が可能となる。独自開発によってコストを削減したことで、低価格でのサービス導入が可能だ。
すでに3月から事業会社の(株)カスミ3店舗で実証実験を行ってきている。8月から順次、カスミの21店舗で本格展開する。また(株)マルエツ、マックスバリュ関東(株)も、9月以降に順次展開を進める計画だ。
■カスミ導入店
具体的には、店内に10ディスプレイを導入して売場環境に合わせて異なったコンテンツを配信していく。サイネージはネットワークによってクラウド管理され、店舗やディスプレイごとに配信設定ができる。またAIカメラで視聴者画像データを取得することで、サイネージごとの視聴人数、視聴時間、性別、年齢層を計測した視聴データとPOSデータを組み合わせることで広告効果分析を行うことができる。
今後はU.S.M.H公式モバイルアプリとの連携、配信コンテンツ・スケジュールの最適化などを可能とするAIレコメンドエンジンの搭載など、機能のアップデートを進めていく。