セブン-イレブンnews｜｢日の出大久野店｣拠点にドローン配送実験実施

(株)セブン‐イレブン・ジャパン(東京都千代田区、永松文彦社長)は｢セブン-イレブン日の出大久野店」に設置したドローン離発着場から、日の出町内に設置した配送先4地点にドローンで即時配送するサービス実証を行う。このプロジェクトはANAホールディングス(株)(東京都港区、片野坂真哉社長：ANAHD)、(株)ACSL(東京都江戸川区、鷲谷聡之社長 兼 COO)と提携して行われている。｢セブン‐イレブンネットコンビニ」の仕組みを活用して注文された商品を、ドローンで配送する。なお、ドローンの上空飛行に係るLTEネットワークについては、(株)NTTドコモが提供する。

この実証実験は、東京都の「ドローンを活用した物流サービス等のビジネスモデル構築に関するプロジェクト」に採択された。

配送対象者から配送料を受け取るとともに、既存店舗の駐車場を活用した発着場からのドローン離発着、セブン-イレブンの店員によるドローンへの荷物搭載の実施など、今後のサービス本格運用を想定した形式で行われる。一部人口集中地区を含む郊外エリアでのドローン配送サービスの検証を目的とするが、｢セブン-イレブンネットコンビニ」のサイトで注文された商品を町内に設置された4カ所の任意のポートに配送する。

実証実験は、2021年11月29日(月)〜2021年12月19日(日)の3週間、東京都西多摩郡日の出町で実施される。配送物は「セブン‐イレブン日の出大久野店」で取り扱う商品。飛行区間は「セブン-イレブン日の出大久野店」〜4カ所の配送先(日の出団地２号公園、日の出団地３号公園、肝要の里、大久野病院)で、配送料は税込み110円とする。

実装に向けて、ドローンへの商品搭載とバッテリー交換を店舗スタッフが実施した際のオペレーションの課題、駐車スペースを減らさないよう、カーポートを活用したドローン離発着スペースの確保、適正な配送料金の把握、システム連携の課題の抽出などを検証する。