クローガーnews|使い捨てレジ袋を2025年までに段階的に廃止へ

Kroger(クローガー)は8月23日、使い捨てのプラスチック製レジ袋を2025年までに段階的に廃止することを発表した。クローガーおよびその傘下企業全体で、今後は再利用可能なショッピングバッグに移行していく方針だ。

この取り組みにいち早く着手しているのは、シアトルを中心に展開するクローガー傘下のスーパーマーケット QFC。QFCの再利用可能バッグへの完全移行は2019年に完了する予定だ。シアトルでは2012年にプラスチック袋の廃止が市の条例で施行されており、すでにほとんどの店舗で移行が進んでいる。

クローガーでは現在、再利用可能なエコバッグを1ドルから販売している。 ただし、紙袋を要望された場合は今後も提供していくという

クローガーの会長兼CEO、Rodney McMullenは次のように語る。
「『Zero Hunger | Zero Waste(飢餓ゼロ・ゴミゼロ)』コミットメントの一環として、私たちは使い捨てのビニール袋を一度廃止し、2025年までに再利用可能なバッグに移行していきます。未来の世代のため、そして私たちの地球を保護するための重要な活動です」

アメリカでは毎年、約1000億枚もの使い捨てレジ袋が捨てられている。また、アメリカのレジ袋リサイクル率は5%に満たない。同国最大のスーパーマーケット企業として、環境問題への取り組みとその責任は重大である。

関連カテゴリー

海外 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧