ホールフーズnews|青果を中心にさらに20%ほどの売価値下げを発表
ホールフーズと親会社であるアマゾンは、この4月中旬以降も、商品の値下げを断行する。さらにプラム会員に対する取り引き拡大のために、相当な投資を行う。
4月10日(水)から大型の黄色いマンゴー、混合メドレーチェリートマトなどの旬の青果を中心に、数百アイテムの特定商品が平均で20%値下げされる。
また、プライム会員に対しては、今後数カ月以内に、取り扱い商品数を倍増させる。そのために季節の人気商品を中心に300以上の特売価格が提供される。プライム会員向けの4月の週替わりのキャンペーンには、有機アスパラガス、有機イチゴ、柑橘類、抗生物質を使用しないチキン、スライスハムなどがある。
その他、数百の特定商品には10%の割り引きも行われる。
共同創設者兼CEOのジョン・マッケイのコメント。
「当社の製品の調達方法、栽培方法、生産方法の基準は強力であり、競合他社とは一線を画しています。私たちは、顧客のために、低価格でありながらも私たちのブランドに期待される品質の良さと革新的な品揃えを提供することに引き続き焦点を合わせます」
このプライム会員に対する施策が連続的に施されるのは、プライム会員のホールフーズでの購入が想定を下回っているからだろうと推測できる。それに加えて、クローガーをはじめとする競合他社のオーガニック商品の品揃えの拡大が大きく影響している。