スプラウツnews|第2Q売上高7.1%増・純利益15.3%減もEC170%増

米国のスプラウツ・ファーマーズ・マーケット(アリゾナ州フェニックス、ジャック・シンクレアCEO)が6月30日で終了した2019年度第2四半期の業績を発表した。

同社は本拠地のアリゾナ州をはじめ、全米の21州で326の店舗を運営するオーガニックスーパーマーケット。

売上高は14億1574万ドル(1ドル100円換算で1416億円)で、前年同期比7.1%増と相変わらず好調。しかし営業利益は17.8%減の5133万ドル(51億3300万円)、純利益は3534万ドル(35億3400万円)で15.3%減。

既存店売上高は0.1%増、売上高全体の2%を占めるeコマースは170%増だった。

今期はニュージャージー州とルイジアナ州に新店舗を1店舗ずつ、合計6店舗を出店した。

昔から喉を掻き切る競争といわれているが、現在もその厳しさは変わらない。その米国食品小売業界において、価格を抑えたオーガニック商品を提供して、ホールフーズの天敵というポジショニングを確得して、ユニークなMDを展開しつつ、進出地域を拡大している。

アミン・マレディア前CEOが昨年末に辞任して以来、CEO職は空席だったが、6月末に新たにジャック・シンクレア氏が就任した。同氏はウォルマートの幹部や99センツ・オンリー・ストアのCEOを務めた。


■ジャック・シンクレアCEO(同社ホームページより)

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