アルバートソンnews|6/26ニューヨーク証券取引所に再上場/終値15.45ドル

米国スーパーマーケットチェーン第2位のアルバートソン(アイダホ州ボイシ、ジム・ドナルドCEO)は、6月26日にニューヨーク証券取引所に再上場した。

同社の株主であるサーべラス・キャピタル・マネジメント(Cerberus Capital Management)は2015年から株式の上場を計画し、証券取引委員会に提出するS-1フォームを作成していたが、COVID-19の感染拡大の影響などによって延期していた。

当初1株当たり16~20ドルで上場する予定だったが、最終的に16ドルで5000万株が売り出され、総額8億ドルの株式上場となった。新株の発行はなく、サーべラスの持株キャッシュアウトとなって、上場はしたものの他の株主を締め出す形にしている。上場後の株価は16.50ドルまで上昇したが、その後下がって終値は15.45ドルで引けた。

ここ数日、COVID-19感染症が南部の州を中心に急増しており、株価一般に下げの傾向が出ている。しかし食品小売業は、必須企業としてCOVID-19感染拡大後も売上げを伸ばしており、株価は比較的安定している。

アルバートソンは、アイダホ州ボイシで1939年に創業後、1990年代まで、エクセレントカンパニーとして最高の評価を得ていたが、1998年にアメリカンストアズと合併した。この合併が失敗で、不良店舗などを抱え込み、急速に財務体質を悪化させた。その後、3分割され、食品卸売業のスーパーバリューと投資会社のサーべラスに売却されたが、2013年に再び、サーベラスを中核としてアルバートソンとして統合された。さらにサーベラスはユナイテッド・スーパーマーケット、セーフウェィ、A&P、ヘイガンなどを買収し、アルバートソンの社名を残して、現在に至り、6月26日に再上場を果たした。

COVID-19拡大によって、ライフラインとしてのスーパーマーケット産業には特需が生まれているが、アルバートソン自体の競争力や経営力はウォルマートやクローガーと比べると低劣なレベルにある。

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