Amazon news|第2Q営業収益1677億ドル13.3%増/PrimeDay・AWS好調
アマゾン・コム(ワシントン州シアトル市、アンディ・ジャシーCEO)が2025年12月期の第2四半期決算を発表した。
商品売上高は682億4600万ドル(1ドル150円換算で10兆2369億円)で前年同期比10.8%増、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)などのサービス売上高が994億5600万ドル(14兆9184億円)で30.2%増、合計の営業収益は1677億0200万ドル(25兆1553億円)で13.3%増加した。営業利益は191億1700万ドル(2兆8676億円)で30.7%増、純利益は181億6400万ドル(2兆7246億円)で34.7%増だった。
第2四半期には「Prime Day(プライムデー)2025」セールを開催し、過去最大の売上高と販売量を記録した。また次世代AIアシスタント「Alexa+」の早期アクセスを数百万人の顧客に拡大した。さらに新たなAWS契約をPepsiCoやAirbnb、ロンドン証券取引所、日産自動車などと締結した。
部門別では、北米事業が売上高1000億6800万ドルで前年同期比11.1%増、営業利益が75億1700万ドルで48.4%増。国際事業は売上高367億6100万ドルで22.4%増、営業利益は14億9400万ドルで520.5%の大増益。AWS事業は売上高308億7300万ドルで17.5%増、営業利益が101億6000万ドルで8.8%増だった。
そして販売チャネル別では、オンラインストアが売上高614億8500万ドルで前年同期比11.0%増、第三者セラー・サービスが403億4800万円ドルで11.5%増、AWSが308億7300万ドルで17.5%増。宣伝広告サービスは156億9400万ドルで22.9%増、サブスクリプション・サービスが122億0800万ドルで12.4%増。「ホールフーズ」や「アマゾン・フレッシュ」といったリアル店舗が55億9500万ドルの7.5%増。そしてヘルスケア・サービス、その他が14億9900万ドルで19.0%増だった。
事業別で見ても、販売チャネル別で見ても、すべてで増収増益の絶好調だ。
上半期終了時点での累計営業収益は3233億6900万ドル(48兆5034億円)で、前年度の上半期より11.0%伸長している。ちなみに世界最大小売業のウォルマートの2024年度年商は6810億ドルだったので、追い抜く時が目前に迫っている。