ライトエイドnews|20年通期240億9.6%増・1億ドル損失/調剤部門好調

米国ドラッググストア第3位のライトエイド(ペンシルベニア州ハリスバーグ、メアリ・サモンズCEO)が2月27日に終了した2021年2月期の第4四半期と通期の決算を発表した。

第4四半期の売上高は59億1686万ドルで3.3%増加した一方で、損失は1850万ドル(前年同期は3億4346万ドルの損失)だった。

部門別では、小売薬局部門の売上高が41億1449万ドルで3.0%増加した。これは主にシアトル地域のバーテル・ドラッグの買収が完了したことによる。既存店売上高は0.3%減少(調剤2.0%増、フロント・エンド5.0%減)した。ファーマシー・サービス部門の売上高は18億7011万ドルで3.8%増加した。

2021年度通期の売上高は240億4324万ドルで9.6%増加したが、1億0007万ドルの損失(前年は4億6922万ドルの損失)で赤字となった。

部門別では、小売薬局の売上高が163億6526万ドルで4.8%増加した。通年の既存店売上高は3.5%増加(調剤3.2%増、フロント・エンド3.1%増)。ファーマシー・サービス部門は売上高が21.5%増加して79億7014万ドルだった。

同社は昨年のパンデミック直前から、企業のトランスフォーメーションを推進し、約1200店の外装を一新し、ウェブサイトとアプリも刷新した。旗艦店プロトタイプを3カ所新開店し、好調な業績結果をあげている。また同社は調剤のファーマシー・サービス部門をElixirとして再ブランドした。

なおライトエイドでは700カ所のクリニックをCOVID-19のワクチン接種会場として開設し、地域に貢献している。

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