クローガーnews｜ノースカロライナ州に新CFC建設/2年以内に稼働開始へ

クローガー（オハイオ州シンシナティ、ロドニー・マクマレンCEO）はカスタマー・フルフィルメント・センター（CFC）をノースカロライナ州に建設する計画を発表した。同社はイギリスのEC企業オカドと提携して得たノウハウで、CFCを次々と建設している。CFCはマシン・ラーニングや水平、垂直に自由自在に動くロボットを駆使したオートメーション施設で、ネットスーパーの注文商品を迅速に処理することが可能となっている。

ノースカロライナの新CFCの広さは約20万平方フィート（約18580㎡、5620坪）で、着工から24カ月以内の稼働開始を目指している。今後5年をかけて、約700名社員を雇用する予定だ。

クローガーのCFCは、今年4月からオハイオ州モンローで、6月からフロリダ州グローブランドで稼働開始している。今後はカリフォルニア州をはじめ、テキサス州ダラス、ジョージア州アトランタ郊外のフォレスト・パーク、メリーランド州フレデリック、アリゾナ州フィニックス、ウィスコンシン州プレザント・プレイリー、ミシガン州デトロイト郊外ロムルス、南フロリダ、北東エリア、太平洋岸の北西エリア、西部州などの複数カ所で建設計画をしている。

ノース・カロライナ州は、2013年にクローガー傘下に入ったハリス・ティーターの本拠地。またハリス・ティーターはクローガーのグローサリー・ピックアップの前身である「クリックリスト」を始めたチェーンとしても知られている。新しいCFCが建設されることによって、このエリアのオンライン・グロサリー配送サービスをさらに充実させることになる。