アルバートソンnews|第3Q営業収益182億8.5%増・純利益11.5%減
米国スーパーマーケットチェーン第2位のアルバートソン(アイダホ州ボイジー、ヴィヴェック・サンカランCEO)が12月3日に終了した2023年2月期第3四半期を発表している。同社は昨年10月にクローガーとの合併が報じられたが、現在米国連邦取引委員会(FTC)によって審議中である。
営業収益が181億5490万ドル(1ドル130円換算で2兆3601億円)で前年同期比8.5%増加した。営業利益は5億8240万ドル(7597億円)で2.9%減、純利益は3億7550万ドル(491億円)で11.5%減と、増収減益だった。ただし今期に優先株の一般株式への転換を行ない、特別経費を計上したことによる減益のため、これら特別経費を除いた調整後では増益となる。
既存店売上高は7.9%増、デジタル売上げは33%増、ロイヤルティ会員は16%増加して3300万人となった。
期末店舗数は34州に2270店を展開する。うち、薬局併設のフード&ドラッグが1720店、ガソリンスタンド併設が402店。物流センター22カ所とプロセスセンター19カ所も稼働している。