サムズクラブnews|会員用アプリ「MAP」のScan&Goで広告表示を開始

ウォルマート(アーカンソー州ベントンビル、ダグ・マクミロンCEO)のメンバーシップホールセールクラブ「サムズクラブ」は「サムズクラブ会員アクセス・プラットフォーム(MAP)」のアプリ上でスキャン&ゴーを利用した際、連動する広告を表示する機能を追加したことを発表した。

スキャン&ゴーは、スマホを使用して買物中に商品をスキャンし、スマホで支払いをする機能。サムズクラブを仕入れ先として利用するビジネス会員も多く、長いレジ待ち行列が発生しがちだが、スキャン&ゴーを使うことでレジに並ぶ必要がなくなる。過去3年で利用数は50%急増し、会員の3人に1人が常連ユーザーだという。

スキャン&ゴーの画面にディスプレイ広告を表示する新機能は、物理的な買物中に、デジタルでもより多くの商品を見つけられるようにすることが目的だ。

MAPは会員のみの「クローズド」なプラットフォームであることから、クラブ内(店内)での会員の買物行動と広告パフォーマンスを測定することで、より高い広告効果を得られるという。この広告は、新しい商品をスキャンするたびに動的に更新される。また広告主には、広告費用対効果 (ROAS)、クリックスルー率 (CTR)、売上増加、コンバージョン率などの測定可能な結果を​​提供する。

サムズクラブMAPは、「セルフチェックアウト(スキャン&ゴー機能)」 に広告を統合した初の小売メディアプラットフォームとなる。

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