楽天news|ウォルマートと戦略的提携/楽天西友ネットスーパー運営

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楽天(株)(東京都世田谷区、三木谷浩史会長兼社長)と、ウォルマート・ストアーズ・インク(米アーカンソー州ベントンビル、ダグ・マクミロンCEO)が、1月26日(金)、日本と米国における戦略的提携を結んだ。

この提携では2つのことが合意されている。

第1は、楽天とウォルマートの日本法人である合同会社西友(東京都北区、上垣内猛社長)とが、日本でのネットスーパー事業「楽天西友ネットスーパー」を協働運営する新会社を設立する。2018年度第3四半期(7~9月)中にはネットスーパー事業を開始する。西友の実店舗からの配送に加え、2018年内にネットスーパー専用の配送センターを設ける。

第2は、2018年内に、米国市場のウォルマート店舗と「Walmart.com」は、Rakuten Kobo Inc.(カナダトロント市、マイケル・タンブリンCEO)が提供する電子書籍やオーディオブック、電子書籍リーダーなどを独占販売する。

アマゾンに対抗するために西友ウォルマートと楽天が手を結んだ。一方、2020年度までにマーケットプレースを運営すると宣言したばかりのイオン。そしてオムニ7のセブン&アイ。日本の大手小売りチェーンがアマゾンの脅威に対し、リアルとネットの融合モデルを模索して大きく変わろうとしている。

そのとき、アライアンス(同盟関係)は有力な戦略である。楽天の三木谷浩史会長兼社長の素早い動きが目立ったが、こちらの問題点は西友のリアル店舗の「強み」そのものである。顧客はどんなチャネルを使おうと、商品を買うからである。

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