やまとnews|山梨ローカルスーパーマーケット自己破産/9店閉鎖・全員解雇

山梨県のローカルスーパーマーケット(株)やまと(山梨県韮崎市、小林久社長)が12月7日に自己破産した。全9店舗の営業を停止し、約170人の従業員を全員解雇した。

やまとは大正元年に鮮魚店として開業。1951年(昭和26年)に株式会社化。1975年(昭和50年)にスーパーマーケット事業に進出。韮崎市、北杜両市など県北を中心に店舗を展開し、最盛期は16店舗で78億円を売り上げた。県内で初めてレジ袋を有料化した企業としても知られる。

ただ競合激化から売上げの不振が続いていた。

2014年6月期の売上高は47億9200万円にまで落ち込み、債務超過に陥った。前年の2013年からは不採算店を閉鎖してきた。また金融機関や主力仕入れ先の支援で経営再建を目指したが、2017年6月期の売上高は27億4700万円で、16億6900万円の負債となった。4期連続で最終赤字となり、事業継続は困難と判断した。

検索ワード:やまと スーパーマーケット 山梨 自己破産

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