4月SC統計|既存店売上高1%増/GW前半の好天気で来館者増加

一般社団法人日本ショッピングセンター協会から、4月のショッピングセンター(SC)販売統計調査が発表された。

既存店売上高は5297億6648万円で前年同月比1.0%増と、3カ月連続で前年を上回った。キーテナントは1.4%減だったが、飲食とサービステナントは1.5ポイント前年を上回り、全体を牽引した。

ゴールデンウイーク前半の休日が、昨年の2日に対して3日あったことと、その期間、天候に恵まれたことが好調要因だ。行楽客が増え、来館者数が伸びた。土産物の売上げと飲食店が好調に推移した。


(日本ショッピングセンター協会 販売統計調査より)

構成別では、中心地域の大都市は4.3%増と好調だったが、中都市は▲0.3%と苦戦した。

地域別では9地域中、北海道の2.4%増をはじめ7地域が前年を上回ったものの、中国▲1.3%と四国▲1.2%が前年を割った。近畿中心地域は駅ビルや地下街のリニューアル効果から7.8%増と好調だった。

都市規模別では、政令指定都市は13都市中、福岡市6.6%、大阪市6.0%など11都市が増収。一方で、広島市と京都市は前年を下回った。

また政令指定都市以外の地域は、9地域中、北海道4.0%をはじめ4地域が前年を越えた。四国▲1.2%など5地域は減少した。

SC販売統計調査報告2018年04月 http://www.jcsc.or.jp/wpjcsc/wp-content/uploads/2018/05/new_monthly_report201804_1.pdf

 

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