2月日生協統計|総供給高3.1%増/宅配は35カ月連続で前年超過
日本生活協同組合連合会が2月度の供給状況速報を報告した。全国66主要地域を集計した数値だが、大半の生協が20日締めのため1月21日から2月20日の実績となる。
報告は、日本生活協同組合連合会の近藤美奈子渉外広報本部広報部部長。
2月度は、総供給高(売上高)2182億7300万円で前年比3.1%プラスだった。
そのうち店舗販売は743億9700万円で0.5%増と、4カ月連続で前年を上回った。分類別では、青果の価格高騰、畜産はサラダチキンの支持が高いことが売上げに貢献している。またオリンピック期間には夜のテレビ観戦での需要なのか、焼き鳥も良く売れたとの報告があった。
宅配は1378億7100万円で1.4%増。35カ月連続で超過している。低温大雪の影響で冷凍食品の需要が多かった。また、宅配の中で構成比43.7%を占める個配は、954億4500万円で2.5%増と好調に推移した。
構成比は変わらず店舗が3割、宅配が7割となっている。
*前年比14.8%と伸び率の高い「その他」は、店舗・宅配どちらにも分類できない灯油や葬祭などを計上している。