紀ノ国屋ニュース|「デイリーテーブルキノクニヤ」74坪でJR西荻窪駅前に開設
(株)紀伊国屋(東京都港区、堤口貴子代表取締役社長)は、6月13日(火)、新フォーマット「Daily TABLE KINOKUNIYA(デイリーテーブルキノクニヤ)」の第2号店となる西荻窪駅前店をオープンする。場所は、JR西荻窪駅構内の改札口の前。
〈デイリーテーブルキノクニヤ西荻窪駅前店外観イメージ〉
デイリーテーブルキノクニヤは、その「デイリーテーブル」の名前の通り、毎日の食卓に欠かせないスタンダードな商品と、簡便メニューを取り揃えた店である。だから西荻窪駅前店の売場面積は、約243㎡(約74坪)とコンパクトだ。
1号店は昨2016年3月1日にオープンした「デイリーテーブルキノクニヤ アトレ吉祥寺店」である。アトレ吉祥寺は駅と直結している商業施設。つまり東日本旅客鉄道(JR東日本)の完全子会社であることを武器にした駅立地出店ということになる。西荻窪駅前店も同じような条件を備えている。
他社との違いは、「My Kitchen My Style(マイキッチンマイスタイル)」をテーマに、ライブ厨房で手づくりするベーカリーやデリカテッセンを展開すること。もちろんベーカリーでは、紀ノ国屋ロングセラーの「イギリスパン」を焼き立てで提供する。惣菜や弁当もできたてを用意。駅ナカ店舗では初めてにぎり寿司を販売する。
また、イートインスペースとしてコーヒースタンドを設け、店舗入口には産地直送野菜の「マルシェ」コーナーも併設する。
1953年に日本のスーパーマーケット第1号店として登場した紀ノ国屋は2010年にJR東日本の完全子会社となって再出発したが、その紀ノ国屋ブランドを活かして、駅ナカ、駅前の小型店を展開する戦略が「デイリーテーブルキノクニヤ」だ。コンビニエンスストアでもなく、ミニスーパーでもない、独自のポジショニングを確立できるかどうか。紀ノ国屋ブランドの魅力をどこまで活用できるか。ここに成否がかかっている。
■デイリーテーブルキノクニヤ西荻窪駅前店概要
場所:東京都杉並区西荻南3-25-1
売場面積:約243㎡(約74坪)
営業時間:7時~22時、土日祝8時~21時
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