ファミマnews|コンビニ併設コインランドリー事業に18年春参入
(株)ファミリーマート(東京都豊島区、澤田貴司社長)はコインランドリーサービスの展開を開始する。実験として、2018年春をめどに関東に1号店を出店する。背景にあるのは、共働き世帯や単身世帯の増加で、そうした人たちの家事負担軽減に向けた取り組みとなる。
この新しい試みでは、コンビニにコインランドリーが併設され、店内を自由に行き来できる構造にする。サービスの提供は24時間を予定している。2020年までに100億円を投資して500店舗の展開を目指す。
またファミリーマートは、この“次世代のコインランドリーサービス”を開発・展開するために、アクア(株)(東京都千代田区、杜鏡国社長)と業務提携した。
コインランドリー市場は、日中に洗濯できない人や週末にまとめて洗濯する人が増えていて、活況を呈している。都市部を中心としたタワーマンションなどでは、洗濯物を屋外に干すことができない。また、自宅では洗濯できない布団も手軽に洗濯できることから、主婦を中心とした女性にも支持を得ている。さらに、インバウンド客が手軽に洗濯できる環境を整えることで、新たな市場も取り込める。
ファミリーマートはTSUTAYA併設型店舗などをはじめとする独自の店舗開発を進めており、セブン-イレブンとの差別化を図っている。
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