ウォルマートニュース|第1四半期は増収減益だがeコマースだけ63%増
ウォルマートの2019年1月期の第1四半期業績が発表された。
2月から4月までの3カ月間で営業収入は1175億4200万ドル、前年同期比1.4%増。
営業利益は52億3700万ドルで0.7%減。純利益は30億3900万ドルで1.3%減。ウォルマートの第1四半期は減収減益のスタートとなった。
ウォルマートは3つの事業で構成される。
第1は本国のウォルマートUS。フォーマットでいえば、スーパーセンターとディスカウントストアのウォルマート、そしてネイバーフッドマーケット。その総合売上高は754億3600万ドル、2.9%増、純利益は42億6900万ドル。伸び率は0.9%。
既存店売上高は1.4%増。
第2はウォルマートインターナショナルで、国際部門。ウォルマートのアメリカ以外の売上高総額は270億9700万ドルで、こちらは前年同期比マイナス3.5%。純利益は11億6300万ドルでマイナス0.1%。
このインターナショナル部門が近年、全体決算の足を引っ張っている。
第3はサムズクラブ。コストコと同じホールセールクラブの事業。
売上高139億9300万ドル、2.8%増。純利益は1億1400万ドルで、0.2%の伸び率。既存店は1.6%アップと好調に推移した。
特筆すべきはウォルマートコムのEコマースの伸びだ。前年同期比で、売上高は63%、販売数量では69%の伸長率。
ライバルのターゲットが減収増益で、対比的な第1四半期となった。
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