PPIHnews|8月国内リテールの既存店9.1%増/ディスカウント事業12.0%増

(株)パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東京都目黒区、吉田直樹社長)が、8月度の月次売上高情報を発表した。

ドン・キホーテ、ユニー、長崎屋、UDリテール、橘百貨店からなる国内リテール事業は、既存店(594店)で売上高が109.1%、客数が101.1%、客単価が107.9%となった。また全618店の売上高は110.3%だった。国内リテールは、外出需要商品や長期休暇によるファミリー向け商品が好調に推移し、客数が前年を上回った。

ディスカウント事業は、既存店(463店)で売上高が112.0%、客数が102.6%、客単価が109.2%。また全487店の売上高は114.3%だった。外出機会の需要を捉えた商品の売上げが伸長した。今月はさらに、サンシェードや車の芳香剤、ワイヤレスイヤホン、帽子、水筒なども売上げに貢献した。また、食品や消耗品など日常使いのカテゴリーも、米類やグロサリー、洗剤、紙製品、ペット用品など幅広く伸長した。

GMS事業は、既存店(131店)の売上高が101.3%、客数が97.4%、客単価が104.1%。全131店の売上高は99.8%だった。帰省需要を反映して、手土産のギフト菓子や鮮魚寿司、酒類、米菓、大袋菓子などが伸び、売上げに寄与した。また、衣料品や季節家電は猛暑を追い風に、季節商品を継続展開し売上げが伸長した。

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