ドラッグストアnews|4月売上高、主要11社中10社がプラス
主要ドラッグストア11社の4月の月次売上高をまとめる。
ウエルシアホールディングス(株)(東京都千代田区、池野隆光会長兼社長)の月次売上高は既存店前年比1.4%増で、うち物販が0.9%減、調剤が10.0%増だった。客数は1.7%減、客単価が3.1%増。全店では売上高2.6%増。
傘下企業別では、プラスだった企業はウエルシア薬局、シミズ薬品、MASAYA、よどや、コクミン、フレンチ、ふく薬品。マイナスだったのが丸大サクラヰ薬局、クスリのマルエ、ププレひまわり。
(株)ツルハホールディングス(北海道札幌市、鶴羽順社長)の4月度(3月16日~4月15日)の既存店売上高は2.3%増、客数0.1%減、客単価2.5%増。8店出店、5店閉店し、店舗数は2650店。
(株)マツキヨココカラ&カンパニー(東京都文京区、松本清雄社長)の既存店売上高は1.8%増、客数が1.4%減、客単価3.2%増。FC売上高が22.1%増。そして全店では、4.7%増だった。調剤店も含む4月末のグループ店舗数は3473店となった。
(株)コスモス薬品(福岡県福岡市、横山英昭社長)の既存店売上高は2.1%増、全店では10.1%増だった。4月は15店の新規出店があり、店舗数は1485店となった。
(株)サンドラッグ(東京都府中市、貞方宏司社長)のグループ合計売上高は既存店が0.2%減、全店では5.2%増となった。事業別にみると、ドラッグストア事業の既存店は0.9%減、ディスカウントストア事業は0.8%増だった。4月は2店オープン、2店クローズし、総店舗数は1473店。
スギホールディングス(株)(愛知県大府市、杉浦克典社長)のグループ合計は既存店売上高7.1%増、客数2.4%増、客単価4.6%増。全店で13.0%増だった。またスギ薬局単体では、既存店売上高が7.6%増、客数2.8%増、客単価4.6%増。全店では14.0%増と好調だった。
4月は、新規出店として7店舗を開設、1店舗を閉店した結果、グループ総拠点数は1734拠点となった。
(株)クリエイトSDホールディングス(神奈川県横浜市、廣瀬泰三社長)の既存店売上高は4.3%増、全店では10.0%増だった。4月は5店舗出店した。
(株)クスリのアオキホールディングス(石川県白山市、青木宏憲社長)の4月度(3月21日~4月20日)の既存店売上高は7.2%増、客数は5.4%増、客単価は1.7%増。全店では11.6%の2桁増だった。6店出店、1店退店し、4月20日時点で931店舗となった。
(株)アインホールディングス(北海道札幌市、大谷喜一社長)の月次売上高は事業別に発表されている。調剤薬局の売上高が10.0%増、処方箋枚数が8.4%増、処方箋単価が1.4%増。またコスメ&ドラッグの売上高は14.0%増、客数が9.3%増、客単価が4.4%増だった。
(株)カワチ薬品(栃木県小山市、河内伸二社長)の既存店売上高は1.5%増、全店が2.3%増だった。店舗数はカワチ薬品が339店、横浜ファーマシーが37店でグループ合計376店舗。
(株)薬王堂ホールディングス(岩手県紫波郡、西郷辰弘社長)の既存店売上高は6.5%増、客数は4.2%増、客単価は2.2%増。全店は7.3%増だった。4月の出退店はなく、店舗数は387店舗。