家電チェーンnews|7月売上高は主要5社中ビックとエディオンが増収

主要家電チェーンが7月の月次売上高を発表した。

(株)ヤマダホールディングス(群馬県高崎市、山田昇社長)の月次売上高前年比はデンキセグメントが98.7%、住建セグメントが110.2.%、金融セグメントが128.3.%、環境セグメントが101.0%だった。

デンキセグメントは、7月度は、前年度に大型店を中心とした出店が続いたため(4~6月 売場面積前年差:前期 6万0233㎡、今期 ▲8630㎡)、前期を下回る結果となった。一方で、エアコンが記録的な猛暑により前年実績を上回り、全体をけん引した。

7月は新店3店をオープン、2店閉店、2店改装した結果、店舗数は969店となった。

(株)ビックカメラ(東京都豊島区、秋保徹社長)の月次売上高は、ビックカメラ+(株)コジマの全店売上高が107.1%、ビックカメラ単体の全店売上高が109.9%だった。

ビックカメラの品目別売上高では、音響映像商品はカメラやテレビが好調、音響アクセサリーが堅調で123.2%。家庭電化商品は調理家電、エアコンや理美容家電が堅調、冷蔵庫や洗濯機がやや低調だったことで105.1%。情報通信機器商品は、パソコン本体が好調、パソコン周辺機器やスマートフォンが堅調で109.05%。その他はゲーム、医薬品や寝具が好調、時計、玩具や酒類が堅調だった一方、スポーツ用品がやや低調で109.2%だった。

(株)エディオン(大阪府大阪市、久保允誉会長兼社長)の月次売上高は、全1203店の売上高が104.9%、直営の457店の売上高が104.4%だった。主要商品別売上高は、テレビが104.8%、エアコンが110.0%、冷蔵庫が89.0%、洗濯機が95.0%、パソコンが83.8%、リフォームのELS事業が105.8%だった。

(株)ケーズホールディングス(茨城県水戸市、平本忠社長)のグループ売上高は99.3%。7月は出退店がなく、店舗数は557店。主な品種別売上高は、テレビが105.1%、理美容・健康器具が106.8%、エアコン104.9は好調だった。一方でパソコン・情報機器が89.6%、冷蔵庫が89.6%、洗濯機が94.1%、クリーナー94.7%、調理家電が99.9%と前年を割り込んだ。

上新電機(株)(大阪市浪速区、金谷隆平社長)のグループ売上高は99.6%。7月の出退店はなく、店舗数は219店。主要な品種別売上高は、テレビが104.4%、パソコンが89.1%、携帯電話が104.0%、エアコンが108.7%、冷蔵庫が91.9%、洗濯機・クリーナーが93.2%。

関連カテゴリー

月次 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧