神戸物産news|10月売上高518億円12.2%増/通期・単体では8.2%増
業務スーパーを運営する(株)神戸物産(兵庫県加古川市、沼田博和社長)が2025年10月度の単体業績を発表した。同社は10月期決算のため、通期業績も発表している。

10月度の売上高は517億7900万円で前年同期比112.2%の2ケタ増。売上総利益は51億0600万円で108.5%、営業利益は25億8000万円で109.3%、経常利益は23億0200万円で16.5%だった。
経常利益は、為替変動対策を目的に取り組んでいる為替予約において、前期は前月より円安となったことで時価評価益が多く計上されていたが、今期は為替の変動が軽微で、時価評価額の影響は少なかったため、
前期実績を下回った。
商品出荷実績は、直轄エリア既存店への商品出荷実績は105.0%、直轄エリア全店への商品出荷実績は107.1%。全国全店への商品出荷実績は108.1%と、好調に推移している。
商品動向としては、引き続きセール対象商品が売上げに貢献し、また新商品の出荷も好調だった。
10月は7店舗を新規出店し、総店舗数は1122店舗となった。前年同月より38店舗、増加している。
また通期(単体)では、売上高5589億1600万円(前年比108.2%)、売上総利益575億7700万円(114.5%)、営業利益345億9900万円(117.3%)、経常利益409億1500万円(146.0%)だった。
