フレスタnews|SDGs取り組み目標を発表/2025までに318tのCO₂削減
フレスタ(広島県広島市、谷本満社長)は4月26日、SDGsへの取り組み目標について発表した。
同社では昨年の容器包装リサイクル法の改正前よりプラスチック製レジ袋の有料化を推進し、環境問題に取り組んできた。2003年2月からレジ袋を持参したお客に「3ポイントのエコポイント付与」、2008年2月から広島市内の7事業所で協業して、初めて「レジ袋等の削減に向けた取り組みに関する協定」を締結。現在は全店舗でバイオマス素材配合30%のレジ袋に変更し、レジ袋持参率は85%を超えている。
プラスチックは成形しやすく、軽くて丈夫で密閉性も高いため、製品の軽量化や食品ロスの削減など、あらゆる分野で人々の生活に貢献している。しかし一方で、廃棄物・資源制約、海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化などの課題から、プラスチックの過剰使用を抑制する必要がある。
フレスタはエフピコと協業し、トレーのリサイクル活動を通じて、CO2削減目標を設定した。具体的な活動内容として、トレーの回収量とエコトレー使用比率を向上させることを挙げている。2025年までに318トンのCO2削減を目標としている。一方でエフピコでは、発泡トレーリサイクル工場で使用する電力を2025年3月までに全量再生可能エネルギーでまかなうことで、再生原料製造時のCO2排出量をゼロ(オフセット)にする。
また、エコ製品使用によるCO2排出量削減以外にも、フードロスの削減や食品リサイクル率の向上、魚のあらや野菜くずの100%リサイクル、フードバンクへの取り組みや環境イベントへの参加等、CSR活動に取り組んでいく。