オイシックスnews|「Upcycle by Oisix」の商品5品を12/1から販売

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オイシックス・ラ・大地(株)(東京都品川区、高島宏平社長)は、アップサイクル商品だけを扱う「Upcycle by Oisix(アップサイクル バイ オイシックス)」の商品5品を、(株)ライフコーポレーション(大阪本社:大阪市淀川区、東京本社:東京都台東区、岩崎高治社長)の「ビオラル丸井吉祥寺店」と、(株)そごう・西武(東京都千代田区、林拓二社長)のメディア型OMOストア「CHOOSEBASE SHIBUYA」で12月1日(水)から販売する。

アップサイクル商品は、これまで捨てられていたものに付加価値をつけ、アップグレードした商品のこと。

コロナ禍で、余剰となった食材に人々の関心が集まったが、2021年9月の国連食料システムサミット、10月の「世界食料デー」「食品ロス削減の日」などを経て、「食のサステナビリティ」が注目されている。

同社では、「Upcycle by Oisix」サービス開始に伴い、PB商品の製造委託先や原料仕入先の提携工場も含めた、サプライチェーン全体で食品ロス削減に取り組んでいる。

「Upcycle by Oisix」は地球と身体にやさしい、新しい食の楽しみ方を広げる食品ロス解決型ブランドだ。畑や加工現場から出た廃棄食材を活用し、環境負荷を抑えて新たな価値を加えた自社オリジナルのアップサイクル商品を開発した。今年7月の販売開始から4カ月半で約8トン(11月26日現在)のフードロス削減を達成している。3年後には年間約500トン、同社商品製造に関わる提携先100社の食品ロス削減を目指す。

製造現場では、見た目や食感などの観点から、廃棄される非可食部が多々発生する。アップサイクルの食品開発を進めるなかで、最初の商品としてチップスを選んだのは、廃棄食材との関係がわかりやすく、年代や性別に関わらず食べやすいからだ。素材の食感や香りを活かすように独自の製法で食感豊かなチップスに仕上げた。また、加工時に廃棄されていた有機バナナの皮をまるごと加えたバナナジャム、梅酒づくりの役割を終えた梅の果肉を活用したドライフルーツも商品化した。

■「Upcycle by Oisix」の商品概要
「ここも食べられるチップス ブロッコリーの茎」(430円)

冷凍ブロッコリーのカット工場で花蕾をカットしたあとに残る茎を使用した。スティック状に切って特殊フライヤーで低温フライすることで、サクサクした軽い食感のチップスに仕上げた。 揚げ油はココナッツオイルを使用し、てんさい糖と塩で少し甘めに味付けした。食品ロス削減量は1パック当たり約300g。

「ここも食べられるチップス だいこんの皮」 (430円)

漬物工場から加工時に出る大根の皮を使用した。特殊フライヤーで低温フライすることで、パリッとした軽い食感のチップスに仕上げた。 揚げ油はココナッツオイルを使用し、てんさい糖と塩で少し甘めに味付けした。食品ロス削減量は1パック当たり約300g。

「ここも食べられるチップス なすのヘタ(黒糖味)」(430円)

なすのヘタをココナッツオイルでカリッと揚げ、黒糖でかりんとうのように仕上げた新感覚のチップス。低温でじっくり揚げることで、通常は食べにくいヘタの部分を食べやすく加工した。食品ロス削減量は1パック当たり約90g。

「ここも食べられるジャム バナナの皮ごと」(961円)

加工時に廃棄されていた有機バナナの皮を、1瓶の内容量に対して約20%使用した。さわやかな味わいのバナナジャム。パンやヨーグルトに添えるのはもちろん、チャツネのようにカレーなどの煮込み料理の隠し味としても使える。食品ロス削減量は1瓶当たり約30g。

「梅酒から生まれた ドライフルーツ」(538円)

旨味が凝縮された梅を丁寧に種抜きし、独自の製法でしっとりと仕上げたドライフルーツ。さわやかな甘酸っぱさが癖になる一品。そのまま食べるのはもちろん、チーズやサラダのトッピング、お菓子の材料としても使える。食品ロス削減量は1パック当たり約118g。

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