青山商事news|回収衣料品(1キロ2.5円)を森林保全団体「more trees」に寄付
青山商事(株)(広島県福山市、青山理社長)は、エコ活動を推進する「Team AOYAMA Eco Project」の一環として森林保全団体「more trees(モア・トゥリーズ)」と取り組む “多様性のある森づくり” に向けた支援策として、不要になった衣料品を回収し、1キロ当たり2.5円として寄付した。
同社ではこれまで、「洋服の青山」「ザ・スーツカンパニー」「ホワイト ザ・スーツカンパニー」「ユニバーサル ランゲージ」「ユニバーサルランゲージ メジャーズ」の店頭において、不要になった衣料品を回収し、リサイクル・リユースに取り組んでいる。2021年度からは回収量に応じて1キロ当たり2.5 円を森林保全団体「more trees」へ寄付する活動も開始した。初年度(2021年 4月~2022年3月)は合計34万0129キロを回収し、85万0322円を寄付している。
今回の寄付は、高知県梼原町(ゆすはらちょう)の森づくりに役立てられる。梼原町は、林業はもちろん、森林セラピーや木質バイオマス、風水力発電などの自然エネルギーへの取り組みにも力を入れており、「more trees」が森の保全活動「more trees の森」の展開を開始した地域でもある。
「more trees の森」は、植林や間伐を行うことで ”多様性のある森づくり“ を目指している。健全な森づくりは、CO2 の吸収力を高めるだけでなく、土砂災害リスクの軽減や生物多様性が保たれるなどさまざまな機能の回復につながる。また、資源を活用した経済活動によって地域の人々とともにサステナブルな取り組みも進められている。
青山商事で回収した衣料品は、主に海外でのリユース、車の断熱材や荷物の緩衝剤などにリサイクルしている。しかし全国的な自然災害の増加を受け、2018年から防災毛布にリサイクルし、2019年からは地方自治体 (計5自治体) へ寄贈している。