ユニクロnews｜リージェントストリート店でリペア･リメイクサービス開始

(株)ユニクロ(山口県山口市、柳井正会長兼社長)は 9月8日(木)、服の新たな未来を追求する専用スペース「RE.UNIQLO STUDIO(リ・ユニクロ スタジオ)」を英国ロンドンのリージェントストリート店にオープンした。

｢RE.UNIQLO STUDIO」では、愛着のある服を大切に着続けるためのリペアや、新たなアイテムへとリメイクするサービスを提供することで、服のもつあらゆる可能性を引き出し、顧客にユニクロのLifeWearをより自由に、そしてより長く楽しんでもらうことを目指す。

■リペア
2022年4月にオープンした「ユニクロリージェントストリート店」地下1階のリペアサービスのスペースを拡張し、｢RE.UNIQLO STUDIO」の一部としてリニューアルした。ボトムスの裾上げやボタン付け、穴あきの補修など、修繕が必要なユニクロのアイテムを持ち込むと、トレーニングを受けたスタッフが対応してくれる。(価格は3ポンド～)

■リメイク
｢RE.UNIQLO STUDIO」では、ユニクロが従来、一部のボトムス商品について無料で行っていたお直しサービスを拡充し、より幅広い商品を対象にさまざまな直しやサイズ直しに対応する。ロンドンを拠点とするStudio Masachuka（スタジオ・マサチュカ）の協力のもと、日本の伝統的な刺繍である刺し子の技法などを用いて、ユニクロの服に新たな命を吹き込むワンランク上のサービスも提供する。(価格は10ポンド～)

また、リメイクサービスに加え、ユニクロのアイテムを刺し子などでカスタマイズした一点物の商品も展示・販売する。(価格は20ポンド～)

さらに、刺し子を自宅で楽しむためのハサミや糸、針などのアイテムのほか、自宅での服の修繕や手入れのためのケア用品、書籍なども販売する。

■リユース
不要になった服は、店舗に設置したRE.UNIQLOリサイクルボックスで回収し、難民キャンプや被災地への緊急災害支援など、世界中の服を必要としている人たちに届けている。ユニクロを展開するファーストリテイリングは、グローバルパートナーシップを結ぶ国連難民高等弁務官事務所や世界のNGO・NPOとともに、これまでに世界79の国と地域に4619万点の衣料を寄贈している(2021年8月31日現在)。

■リサイクル
RE.UNIQLOリサイクルボックスで回収された服のうち、リユースに適さないものは 燃料や防音材として加工し、リサイクルする。さらに、ダウン商品を皮切りに、回収した服を新たな服へと生まれ変わらせる「服から服へのリサイクル」にも取り組んでいる。