日本アクセスnews|フローズンマザー物流センターが「物流構造改革表彰」受賞
(株)日本アクセス(東京都品川区、佐々木淳一社長)は横浜冷凍(株)(神奈川県横浜市、松原弘幸社長)と取り組んでいる「フローズンマザー物流センター」の取り組みが評価され、経済産業省および国土交通省が表彰する「物流パートナーシップ優良事業者表彰」の「物流構造改革表彰」を受賞した。
「物流パートナーシップ優良事業者表彰」は、物流分野における環境負荷の低減や物流の生産性向上などにより、持続可能な物流体系の構築に顕著な功績があった事業者に対して贈られる。令和4年度は経済産業省に応募のあった取り組みの中から、経済産業大臣表彰1件、物流DX・標準化表彰1件、物流構造改革表彰1件、強靱・持続可能表彰1件、グリーン物流パートナーシップ会議特別賞1件が表彰されている。
日本アクセスではフローズン業界が抱える手荷役による長時間作業、長時間納品に起因した納品車両の長時間待機の解決に向け、一貫パレチゼーションを推進している。その一つの拠点としてフローズンマザー物流センターを2022 年1月に横浜冷凍と関東エリアに新設して、エリア内の仕入機能を集約。生産・販売計画を共有し、車両単位・パレット単位での発注を行って一貫パレチゼーションを促進。この取り組みにより納品業務の効率化とそれに伴う CO₂削減を実現している。具体的に歯CO₂削減量は35.7t-CO₂/年の10%削減、メーカー納品便待機時間削減は9184 時間/年の削減となる。
今後は第8次中期経営計画中に全国6エリアへの展開を予定していて、これらをプラットフォームとしたフローズン業界全体での一貫パレチゼーションを実現させていく計画だ。