楽天news|三木谷会長がウクライナへの人道支援/発電機500台を寄贈
楽天グループ(株)(東京都世田谷区)の三木谷浩史会長兼社長は、各地で大規模な停電が発生しているウクライナへの人道支援を目的に、「Samurai Donation Project」として資金を拠出し、発電機500台をウクライナに寄贈する。発電機は、テレビやヒーターをはじめとした電化製品、照明器具、スマートフォン等の日常生活で使用する際に利用できる。(株)工進の協力のもと、同社製の発電機を年内に発送する予定だ。
ウクライナでは現在も民間人を含めた多くの犠牲者や国内外への避難者が出ており、深刻な人道危機に直面している。また各地でインフラ施設等への攻撃を受け、厳しい寒さの中、大規模な停電や電力不足、断水などが発生している状況から、ウクライナ国民の生活に必要な電力確保に向けた支援を行うことを決定した。
今回寄贈する発電機は変圧器と合わせて、「チーナ・カーロリ財団」を通じて、ウクライナ国民や同国内の避難所などに提供される。欧州および現地での配送は、ウクライナの物流事業者「ノヴァ・ポシュタ」が担う。なお変圧器の用意にあたっては、「楽天市場」の出店店舗からの協力も得ている。