良品計画news|安芸高田市・広島県と「包括連携協定」締結

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(株)良品計画(東京都豊島区、堂前宣夫社長)は 4月27日(木)、広島県安芸高田市(石丸伸二市長)と「地域活性化等に関する包括連携協定」を締結した。

同社は、2021年9月に広島事業部(現:広島・山口事業部)を設置し、地域との取り組みを進めている。広島県では、2022年4月に世界最大級となる「無印良品 広島アルパーク」(広島県広島市)を増床移転オープンし、地域住民の健康維持・病気予防のための商品や情報など提供する「まちの保健室」の設置、市内外の生産者・事業者と地域住民をつなぐマルシェ「つながる市」の開催、県内の未利用材を活用した「ひろしま牡蠣チャウダー」などの地域企業との商品開発などを行っている。

安芸高田市は、中国山地の山々に囲まれた緑と清流の自然環境を有し、郷土芸能地域特有の文化を継承している。政令指定都市の広島市に隣接しており、交通網も発達している。

「世界で一番住みたいと思えるまち」を目指す安芸高田市と相互の連携と協力により、地域課題の解決や地域の活性化に取り組むため、このたび「包括的連携に関する協定」の締結に至った。この協定で連携する取り組みの一つとして「道の駅 三矢の里あきたかた」への出店を予定している。無印良品の店舗を拠点に「つながる市」の開催や移住・住まいに関する相談窓口の設置などに取り組んでいく。

同協定で連携する取り組み項目は6つ。
⒈地域経済拠点づくりに関する事項
⒉地域資源の活用・商品開発に関する事項
⒊地域資源・加工品の販路拡大・促進に関する事項
⒋関係人口拡大・移住定住促進に関する事項
⒌災害対策に関する事項
⒍前各号の他、前条の目的に関する事項

また同社は同日、広島県(湯﨑英彦知事)とも「包括的連携に関する協定」を締結した。

広島県は「広島県に生まれ、育ち、住み、働いて良かった」と心から思える広島県の実現を基本理念とした「ひろしまビジョン」を掲げ、県民一人一人が「安心」の土台と「誇り」によって、夢や希望に「挑戦」できる社会を目指す。今回、「ひろしまブランドの価値向上」「県民が生涯にわたり心身共に健康で高いQOL(生活の質)を実感できる仕組みづくり」「県民が安心して快適に暮らせる持続的なまちづくり」など、広島県と良品計画が双方の目指す姿の実現に向け、地域経済の活性化や地域課題の解決にともに取り組んでいくため、「包括的連携に関する協定」の締結に至った。

同協定で連携する取り組みは11。
⒈県産品の販売促進に関すること
⒉健康増進に関すること
⒊まちづくりに関すること
⒋県政情報の発信・観光振興に関すること
⒌地域防災に関すること
⒍地域の安全・安心に関すること
⒎環境対策・リサイクルに関すること
⒏女性の活躍・働き方改革に関すること
⒐少子化対策・子育て支援・青少年育成に関すること
⒑高齢者・障害者支援に関すること
⒒教育・文化の振興に関すること

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