ニトリnews|不要なカーテン回収の常時受付、6/19全店舗で開始
(株)ニトリ(東京都北区、武田政則社長)は、6⽉19⽇(⽉)から、全国のニトリ・ニトリEXPRESS・島忠・島忠ホームズ・ニトリホームズの店舗で、不要なカーテン持ち込みの常時受付を開始する。
カーテンは処分の際「まだ使えそうなので捨てづらい」「捨てることに罪悪感がある」という声が多い。⼀⽅で、個⼈ではリユース・リサイクルが難しく、⼤半がごみになってしまう実態があった。
ニトリでは、そうした顧客の困りごと解決と、環境負荷軽減を⽬指し、2021年からカーテンのリユース・リサイクルの取り組みを開始。2022年度は3度にわたり全国の店舗で実施し、約14.8万⼈の顧客が参加した。持ち込まれたカーテンの重量は約510トンにもおよび、ほぼ全量がリユース・リサイクルされている。
「せっかくなら、いつでも回収してほしい」という顧客の声に応え、今回、カーテンの持ち込みを「いつでも」全国の店舗で受け付け、「いつでも」リユース・リサイクルできる仕組みを構築した。
持ち込まれたカーテンは、製品や⽣地としてリユースするほか、⾃動⾞の断熱材等としてリサイクルする。
左/リユースの様⼦(東南アジアのリサイクルショップの様⼦)
右/リサイクルの様⼦(⾃動⾞の断熱材⽤の資材として「反⽑(繊維製品を、針状の専⽤機具で織りを崩し⽑⽻⽴たせ、綿状にしたもの)」から「フェルト」化した様⼦)
持ち込みは、ニトリメンバーズ会員が対象となる。カーテンは、ドレープカーテン、レースカーテンどちらでも回収する。販売元や状態は問わない。ブラインド・ロールスクリーン・カーテンレール・フックは対象外。