マルキョウnews|日本学生支援債権への投資/奨学金事業の財源支援

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北部九州を中心にスーパーマーケット店舗を展開する (株)マルキョウ(福岡県大野城市、坂本守社長)は独立行政法人日本学生支援機構が発行するソーシャルボンド(日本学生支援債券)への投資を決定した。

「ソーシャルボンド」とは、社会的課題の解決に資するプロジェクト(ソーシャルプロジェクト)の資金調達のために発行される債券のことであり、グリーンボンドとともに、ESG投資の対象となる。

債券は、ICMA(International Capital Market Association/国際資本市場協会)が定義するソーシャルボンド原則に適合する旨、世界的な ESG 評価機関であるムーディーズ ESG ソリューションズからセカンドオピニオンを取得していることから「ソーシャルボンド」として発行される。

債券発行による調達資金は、同機構が担う奨学金事業の内、貸与奨学金の財源として活用される。奨学金事業は、日本国憲法第 26 条「教育を受ける権利」や教育基本法に定められる「教育の機会均等」に適うほか、国連の持続可能な開発目標(SDGs)のうち、目標④にある「すべての人に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」の達成に資するなど、教育面の課題解決に貢献につながるとしている。

マルキョウは、奨学金返還支援制度を導入するなど社員が安心して働くことができる職場づくりを目指し、優秀な人材の確保・定着を進めている。今回は奨学金事業自体の支援へとさらに踏み込んだ取り組みとなっている。

■ソーシャルボンド概要
銘柄/第76回日本学生支援債券
年限/2年
発行額/300億円
発行日/令和6年9月9日

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