アオキスーパーnews|「アズパーク」に近距離モビリティ「WHILL」導入
(株)アオキスーパー(愛知県名古屋市、青木俊道社長)は、WHILL(株)(東京都品川区、杉江理社長)と協働し、免許不要で歩行領域を走行できる近距離モビリティ「WHILL(ウィル)」をアオキスーパーが運営している大規模商業施設「ショッピングセンターアズパーク」(名古屋市中川区)に導入する。
アオキスーパーは、誰もが快適に買物できる店づくりを目指しており、福利厚生の面においても従業員やその家族の介護における負担軽減やQOL(Quality Of Life)向上を目的にウィルを活用する。福利厚生におけるウィルの採用は、東海地方で初の取り組みとなる。
アオキスーパーがウィルを活用して取り組むのは以下の2つ。
①誰もが快適に買物を楽しめる移動環境の整備
出かけた先で一時的にウィルを借りられる「WHILL モビリティサービス」は現在、誰にとっても快適な移動環境を整備する目的で大型施設を中心に全国80カ所以上で採用されている。今回、多種多様なテナントが入居しているアオキスーパー運営の大規模商業施設「ショッピングセンターアズパーク」に導入することで、顧客は足腰や体力などを気にせず、走破性も小回りも抜群のウィルに乗りながら安心快適な買物ができる。
②従業員やその家族の健康維持と介護・仕事の両立を支援
ウィルは電動車椅子規格で開発されているので、歩行に不安を抱える人の自立的な外出支援ツールとしても広く活用されている。今回アオキスーパーで採用した「WHILL福利厚生パッケージ」は、従業員やその家族の健康維持や介護負担軽減などを目的に、経済面での負担も少なく、かつ柔軟な形でウィルを生活に取り入れることができる。
WHILL社は、2012年5月に日本で創業された。「すべての人の移動を楽しくスマートにする」をミッションとして、約30の国と地域で近距離移動のプロダクトとサービスを展開している。主な事業は、高いデザイン性や操作性などが特徴のウィルの開発・販売、およびウィルを活用して気軽な移動体験を提供するモビリティサービス(法人レンタル/自動運転)。WHILL社は2事業を柱に、近距離であっても、他の移動手段では行けなかった歩行領域(歩道・屋内外)の移動をカバーすることで、誰もがどんな場所にもつながる世界を構築することを目指している。