MrMax news|九州内10店舗に「クーリングシェルター」設置/官民連携
(株)ミスターマックス・ホールディングス(福岡県福岡市、平野能章社長)は、2024年4月に施行された気候変動適応法の改正で重要とされる「熱中症対策」として、6月23日から九州内の店舗において「クーリングシェルター」を設置する。昨年は九州3店舗、全国では4店舗に設置したが、今年は九州10店舗、全国13店舗での設置を予定する。
MrMax が参画する九州の小売流通業のサステナブル化を推進する「九州流通サステナビリティサロン」が、大塚製薬(株)と協業し、熱中症特別警戒アラート発令時に、指定店舗を一般開放するもの。“涼みどころ”として場所を提供するほか、熱中症対策についての知識を習得し「熱中症対策アンバサダー®」認定を受けた専門スタッフの配置や啓発冊子設置など、包括的に熱中症対策を推進している。
「クーリングシェルター」は、気温が高く、熱中症リスクが高まるときに環境省から発表される「熱中症特別警戒アラート」に対応し、休憩場所として開放される施設。
外出時や、自宅に冷房設備がないなど、危険な暑さが見込まれるときに、誰もが利用できる避難施設として、市町村長が環境省の定める条件を元に指定している。したがって、推進に当たり、クーリングシェルターの指定主体となる市区町村行政との協議を行い、当該店舗の準備が整い次第、段階的に指定を進めていく。
なお、九州流通サステナビリティサロンには、イオン九州(株)、(株)イズミ、(株)サンリブ、(株)新生堂薬局、(株)トキハインダストリー、(株)ナフコも参画している。