セブン-イレブンnews|水力・太陽光発電のオフサイトPPAでグリーン電力供給

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(株)セブン-イレブン・ジャパン(東京都千代田区、阿久津知洋社長)と中国電力(株)(広島県広島市、中川賢剛社長)は、水力発電および太陽光発電によるオフサイトコーポレートPPAに関する契約を締結し、11月1日から「追加性を有するグリーン電力」の供給を開始した。

この取り組みは、中国エリアのセブン‐イレブン専用の「小水力発電設備」および「太陽光発電設備」で中国電力が発電した電気と環境価値を、中国エリアのセブン‐イレブン店舗に対して「グリーン電力」として供給するもの。今後、広島県や山口県を中心に対象店舗を順次拡大していく。

水力発電によるオフサイトコーポレートPPAは、セブン‐イレブンおよび中国電力として初めての取り組みとなる。太陽光発電に水力発電を組み合わせることで、昼夜、年間を通じて安定したグリーン電力の供給が可能となる。

広島県庄原市にある小水力発電設備は、運転開始から55年以上経過した「永金(えいかね)発電所」を活用する。2018年の西日本豪雨被災によって運転停止中だが、これを全面改修し、2027年3月にセブン‐イレブン専用の小水力発電設備として発電を開始する予定だ。発電出力は140kW、年間発電量は約80万kWhとなる見込み。

また11月1日からスタートしている太陽光発電設備は、今後も中国エリアで順次開発を進めていく。合計の発電出力を約2.1万kW、年間発電量は約2150万kWhとなる予定だ。

 

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