11月コンビニ統計|売上高9900億円・既存店2.4%増/ブラックフライデー奏功
(一社)日本フランチャイズチェーン協会(東京都港区、星野正則会長)が2025年11月度の「コンビニエンスストア統計調査月報」を発表した。
調査対象企業は、(株)セイコーマート、(株)セブン‐イレブン・ジャパン、(株)ファミリーマート、(株)ポプラ、ミニストップ(株)、山崎製パン(株)デイリーヤマザキ事業統括本部、(株)ローソンのJFA正会員コンビニエンスストア本部の7社。

11月の全店売上高は9899億6500円で、前年同月比2.7%増だった。既存店ベースでは、売上高9509億5300万円で2.41%増と、全店・既存店ともに9カ月連続で増加している。
11月はブラックフライデーなどの販促施策等によって、おにぎり、調理パン、揚げ物、菓子が好調に推移した。また、昨年と比べて気温が低かったこともあり、中華まん、カウンターコーヒー、ホット飲料も好調だった。
店舗数は前年同月より315店舗増え、5万6007店となった。
また客数は、全店で13億3353万人で1.4%減、既存店では12億7055万人で1.3%減となった。全店は4カ月連続のマイナス、既存店は5カ月連続のマイナスとなっている。
客単価は全店で742.4円で4.1%増、既存店では748.5円で3.7%増加した。
商品構成比は、日配食品36.0%(3.1%増)、加工食品27.6%(1.9%増)、非食品31.9%(1.7%増)、サービス4.5%(4.0%増)だった。
