カインズnews｜｢防犯･防災｣機能を備えた自動販売機、2店舗に設置

(株)カインズ（埼玉県本荘市、高家正行社長CEO）はアサヒ飲料(株)と連携し、「防犯」と「防災」機能を1台に備えた自動販売機を、11月12日にオープンした「カインズ 堅田店（滋賀県大津市）」と12月11日にオープン予定の「カインズ吉川美南店（埼玉県吉川市）」の2店舗に設置した。

この自動販売機は、アサヒ飲料が2019年から導入を開始した「防犯カメラ付きの自動販売機」（通称：まちをみまもる自販機）と、災害時に電力が使えない状況でも飲料を提供できる「災害対応型自動販売機」の機能を併用したものである。

平時は内蔵されたクラウド型カメラによって地域の安全を見守り、人通りが少なくなる夜間の防犯対策に役立てる。また災害時には、地域住民へ飲料を無償で提供する。

カインズは2021年10月に策定した「くみまち構想」のもと、これまで自治体や警察などと連携し、災害協定や「安全・安心なまちづくり」の取り組みを進めている。またアサヒ飲料は「豊かな地域を共に創る」を重点テーマとして掲げ、飲み物を通じた地域のつながりづくりを推進している。こうした両社の「安全・安心なまちづくり」に向けた理念が一致したことで、今回の自動販売機の設置が実現した。