ウォルマートnews|日本初EC旗艦店「ウォルマート楽天市場店」12/11出店

ウォルマート・インク(米アーカンソー州ベントンビル、ダグ・マクミロンCEO)は、12月11日、インターネット・ショッピングモール「楽天市場」に、同社初のECサイトとなる旗艦店「ウォルマート楽天市場店」をオープンさせた。

ウォルマート楽天市場店では、ファッション、アウトドアグッズ、おもちゃなどの有名ブランド約1200点の商品を先行販売する。注文後、米国で梱包された商品を、日本のユーザーに直接空輸して届ける。FedExでの配送で、注文確認から4営業日以内の発送を基本とする。表示される商品価格には、送料、関税、税金が含まれる。

ウォルマート社では今後、取り扱い商品を広げ、新しい商品カテゴリーを増やしていく予定だ。購入した客のサポートは、ウォルマート社の子会社である合同会社西友(東京都北区、ミッチェル・スレープCEO代行)が担当する。

またグランドオープンを記念して、「ウォルマート楽天市場店」で買物すると、獲得できる楽天スーパーポイントが最大10倍となるキャンペーンを実施する。期間は、12月11日(火)午前10時00分から、12月26日(水)午前9時59分まで。

今年2018年1月に、ウォルマートと楽天は戦略的提携を結んだ。10月には、楽天と西友は、ネットスーパー事業「楽天西友ネットスーパー」をグランドオープンさせている。「ウォルマート楽天市場店」はそれに次ぐ、協業になる。また米国では、8月に、電子書籍サービス「Walmart eBooks by Rakuten Kobo」Gap立ち上がった。米国ウォルマートの顧客が電子書籍やオーディオブックのほか、「楽天Kobo」の電子書籍リーダー、「ウォルマート」と「楽天Kobo」の両ブランドを冠した無料アプリ(iOS、Android)の総合カタログにアクセスできるシステムが整備されている。

西友売却のうわさなど、どこ吹く風といった「ウォルマート楽天市場店」の開店である。

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