アマゾンnews|店頭で現金チャージできる「アマゾンキャッシュ」サービス開始

Amazon(東京都目黒区、ジャスパー・チャン社長)は、6月3日(月)から、現金でAmazonギフト券にチャージできる「Amazon Cash(アマゾンキャッシュ)」サービスをスタートした。スマートフォンのバーコードを使って、より簡単にAmazonギフト券にチャージでき、アマゾンサイトで利用できるというものだ。

米国では2017年4月にスタートしたサービスだ。通常は、Amazon.com上でアカウントを作成して銀行口座、あるいはクレジットカード番号を登録する。そしてアマゾンで買物をすると、アカウント指定の口座から自動で引き落とされる。

しかし、アメリカでは銀行口座を持たない低所得者層が多い。アマゾンキャッシュはそうした低所得者層の利用者を増やすために小売店舗で現金入金できるサービスとして始められた。そのサービスを日本でも開始する。

チャージは、スマートフォンに表示されるAmazon Cashのバーコードを、コンビニエンスストアやドラッグストアなど全国1万5000以上の対象店舗の店頭レジに提示し、現金を支払って行う。この支払い金額がAmazonギフト券の残高としてAmazonアカウントに自動的に追加される。1回当たり500円から4万9000円までチャージでき、1円単位で利用することができる。

日本でも、クレジットカードを持っていない人、あるいは持っていてもセキュリティの不安から使いたくない人、銀行口座を登録したくない人がいる。そうした人にとって、アマゾンキャッシュは電子マネーのように現金チャージできるため、Amazonサイトが利用しやすくなる。

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