ベルーナnews|吉見物流センター増築棟8月稼働/AGV導入で自動化
アパレル、雑貨の通販を手掛ける(株)ベルーナ(埼玉県上尾市、安野清社長)は今年8月、埼玉県比企郡吉見町の物流センター「吉見ロジスティクスセンター」を増築し、稼働開始する。
吉見ロジスティクスセンターは、物流機能の強化を目的として2014年8月より稼働を開始した。今回の増築は、「通販事業での外部倉庫在庫の集約による倉庫費用削減」「ベンダー物流の引込みによる商品横持ち費用の削減」「物流受託事業のキャパシティ拡大」などを目的として、2021年11月に着工した。庫内ではワークステーションと連携したAGV(無人搬送車)を導入し、出荷能力を向上させる。
また増築棟では、自家消費太陽光発電設備を導入し、経済産業省より「エネルギー利用環境負荷低減事業適応計画」の認定を取得していて、購入電力の非化石化の取り組み等を通じて、付加価値の創出と炭素生産性の向上を図る。
■吉見ロジスティクスセンター増築棟
所在地/埼玉県比企郡吉見町西吉見南部地区
敷地面積/2万3051㎡(6973坪)
計画延床面積 /9万8350㎡(2万9751坪)
稼動時期 /2023年8月
投資予定額 /約130億円