ファミマnews|「ファミマオンライン」開始3カ月でアクセス18倍

(株)ファミリーマート(東京都港区、細見研介社長)がデジタルコマース事業の新たなサービスとしてスタートしたECサイト「ファミマオンライン」が2025年3月の開始以降、5月までの受注金額は前年同月比約1.5倍、サイトアクセス数は約18倍となっている。

富士通(株)(神奈川県川崎市、時田隆仁社長)が提供するヘッドレスコマース構造を採用したデジタルコマース基盤「Unified Commerce」(ユニファイド・コマース)を導入している。

ファミリーマートは、店内に設置したデジタルサイネージ「FamilyMartVision」や会員数2500万ダウンロードを突破したファミマのアプリ「ファミペイ」を基盤とした「カスタマーリンクプラットフォーム」を2023年に構築し、新たな顧客体験価値の提供を目指している。

一方、店舗、EC、ファミペイアプリなど顧客との接点が多様化することで、既存のバックエンドシステムの連携と最適化が課題となっていて、デジタルコマース基盤の刷新が急務だった。そこで、「ファミマオンライン」により、フロントエンド(顧客接点)とバックエンド(業務システム)を分離し、「Unified Commerce」を導入した。

「ファミマオンライン」は、従来のオンラインサービスを統合し刷新したECサイトで、限定グッズやご当地グルメのほか、「コンビニエンスウェア」では、これまで店頭にはなかった衣料品のサイズを取り扱うなどファミリーマートならではの購買体験を提供している。

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