ヤマナカnews|第1Q営業収益0.7%減も36%の営業増益/既存店0.4%増

(株)ヤマナカ(愛知県名古屋市、中野義久社長)が2019年3月期の第1四半期決算を発表した。

売上高に営業収入を加えた営業収益は、241億6400万円(前年同期比0.7%減)。既存店売上高が前年同期比100.4%と伸長したが、前期に閉店した店舗の影響でマイナスになった。

営業利益は1億2900万円(36.3%増)、経常利益は1億2900万円(20.9%増)、四半期純利益は6300万円(133.0%増)の増益だ。生産性向上の取り組みによる人件費の抑制など、経費全般の削減に取り組んだことで営業総利益の減少分をカバーした。

収益は改善したが、営業利益率、経常利益率ともに0.5%と低く、1.0%は欲しいところだ。

今期は中期3カ年計画の初年度だ。「笑顔あふれる食品スーパーマーケットを極め、東海地区No.1の誇れる企業を目指す」というビジョンを掲げて、持続的成長に向けた構造改革に取り組む。惣菜部門では連結子会社であるサンデイリー(株)の米飯工場を活用するなど商品面を強化している。また2018年年5月からは、西枇フランテ館(愛知県清須市)を拠点とするエリアを皮切りに、移動販売「ヤマナカの移動スーパーわいわい号」の事業を開始した。

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