ライトオンnews|売上高767億/売上総利益率3.7ポイント改善で黒字化

(株)ライトオン(茨城県つくば市、川崎純平社長)が2018年8月期決算を発表した。同社では重在庫の「ジーンズショップ」から、提案型の「ジーンズセレクトショップ」への脱皮を掲げ、施策を進める。

売上高は767億9800万円、営業利益12億0200万円、経常利益10億3600万円、そして純利益が4億5700万円。今期から連結決算に変えたため、前期比較はしていない。

営業利益率1.6%、経常利益率1.3%。

売上高は期初計画比96.0% (前期比96.0%)、売上総利益率は値下げロスの減少により、期初計画を1.0ポイント上回る48.5%と、前期に比べ3.7ポイントの改善だ。期末在庫原価は、売場改革が進行したことで、前期比92.2%、また販売費および一般管理費は、効率化により期初計画比98.9%、前期比93.1%まで抑えている。

同社では上半期の業績不振を受けて、下半期は商品力の向上と売場提案力の向上に注力。その結果、通期では黒字化を果たした。

国内では11店舗の出店、29店舗の退店を実施し、総店舗数は495店となった。また、台湾萊特昂股份有限公司は、1店舗を出店して3店舗となり、期末のグループ店舗数は498店。

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