良品計画news|第2Q 2012億円10%増収・利益は二桁増/欧米市場苦戦

(株)良品計画(東京都豊島区、松﨑曉社長)が2019年2月期の第2四半期決算を発表した。

3月から8月までの営業収益は2012億7500万円(10.0%増)、売上高は2008億1500万円(10.0%増)と、二桁の増収だ。営業利益235億6000万円(11.5%増)、経常利益235億2900万円(9.1%増)、四半期純利益181億0100万円(24.1%増)と、利益もしっかり出した。

営業収益対比営業利益率と同経常利益率は11.7%だ。

良品計画は無印良品、MUJIcom、MUJI to go、Café MUJI、Café&Meal MUJI、IDEEのフォーマットを展開する。また展開国・地域は大きく、日本国内、東アジア、欧米、西南アジア・オセアニアの4つに分けられる。

国内事業は、営業収益1246億5000万円(6.2%増)、セグメント利益は144億5900万円(3.6%減)の増収減益。国内店舗数は457店舗。猛暑で半袖Tシャツやタンクトップが好調だった。小物雑貨も動いた。

東アジア事業は、営業収益585億7300万円(15.8%増)、セグメント利益91億9100万円(29.6%増)と、二桁の増収増益だ。中国市場への積極的な出店攻勢で、前期末より15店増の348店舗を展開する。

欧米事業は、営業収益104億8200万円(17.2%増)、セグメント損失は6億0900万円(前年同期は11億0900万円の損失)。前期に不採算店舗を整理して68店舗となった。米国市場の物流改善経費が先行したことで販管費がふくらんだ。

西南アジア・オセアニア事業は、営業収益75億6700万円(25.6%増)、セグメント利益は1億6700万円(前年同期は1億6600万円の損失)と黒字化した。72店を配する。

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