フジnews|第2Q 1558億円2.1%減・経常利益1.2%減/豪雨被害で消費低調
(株)フジ(愛媛県松山市、尾﨑英雄社長)が2019年2月期の第2四半期決算を発表した。
営業収益1558億3800万円(前年同期比2.1%減)、営業利益34億4900万円(1.0%増)、経常利益41億3800万円(1.2%減)、四半期純利益20億3000万円(11.2%減)だ。
「平成30年7月豪雨」の影響が大きかった。直接的な被害だけでなく交通網の寸断や風評被害による観光客の減少、自粛ムードの広がりや消費マインド悪化による買い控えなど、間接的な要因もあって、減収となった。
営業利益率は2.2%、経常利益率は2.8%。
小売事業は客数減と豪雨被害から営業収益は1526億5300万円、2ポイントの減収だ。
上期は、フジグラン4店舗の改装、1店舗の業態転換、1店舗の新設を行った。
とくに中核のスーパーマーケット事業では、購入頻度の高い一般食品や日用品、そしてプライベートブランド「スタイルワン」を含む500品目の値下げを実施して消費喚起を促した。
衣料・住関連事業では店舗特性に合わせて、売場の適正規模化による収益性改善を進めている。
また注力するノンストアリテイリング事業の移動スーパー「おまかせくん」は、8店舗で運行している。