ロック・フィールドnews|上期売上高0.5%減・経常利益26%減/台風の影響大

(株)ロック・フィールド(神戸市東灘区、岩田弘三会長)が2019年4月期第2四半期の業績を発表した。

2018年5月1日から10月31日までの売上高は249億7300万円(前年同期比0.5%減)、営業利益9億7000万円(26.2%減)、経常利益9億9200万円(26.1%減)、純利益7億5000万円(14.2%減)の減収減益だった。

営業利益率は3.9%、経常利益率は4.0%。

女性の社会進出や共働き世帯の増加など、ライフスタイルの変化により、中食・惣菜市場は拡大している。しかし、顧客の消費行動や嗜好の多様性の変化は激しい。その状況下で「The Mirai Salad Company」として、食と健康の新たな価値創造に取り組んだ。さらに、お盆や秋の連休の時期には、旬の素材や調理法を厳選した高付加価値商品を積極的に提案した。

しかし、9月には台風21号・24号が発生して、百貨店・駅ビルが休業するなど売上げに影響が出た。さらに、停電で静岡ファクトリーが稼働停止となり、商品の一時的な出荷制限なども起きた。自然災害により厳しい状況を生んだ。

主力ブランド「RF1」は全体の64%を占める。その中でサラダは前年比98.8%、フライは96.4%、その他惣菜97.7%で、トータルは98.0%と2ポイント前年を下回った。しかし、和・洋・アジアの惣菜のセレクトショップ「グリーン・グルメ」は103%、和惣菜の店「いとはん」は100.7%と前年を上回った。

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