U.S.M.H news|11月既存店2%減/マルエツ2.6%減・カスミ1.3%減など
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(株)(東京都千代田区、藤田元宏社長、略称U.S.M.H)の11月度の売上げが発表された。U.S.M.Hは(株)マルエツ、(株)カスミ、マックスバリュ関東(株)の3社で構成される。
U.S.M.Hの11月度の売上高は565億1000万円、前年比は0.6%減。既存店は客数が1.0%減、客単価は0.9%減で、2.0%減と悪かった。
マルエツは売上高が303億2400円、前年比は1.6%減。既存店は2.6%減。既存店の客数は1.6%減、客単価は1.0%減。
カスミは売上高が227億4700万円、前年比は0.9%増、既存店は1.3%減、既存店の客数は0.2減、客単価は1.1%減。
マックスバリュ関東は売上高が34億3900万円、前年比は0.8%減、既存店も0.8%減、既存店の客数は0.9%減。客単価は0.1%増。
11月は暖冬といわれるほど高温で、鍋物商材など冬需商品の動きが鈍かった。また昨年に比べてサンマの豊漁や農作物の相場安もあって、スーパーマーケットの業績は総じて悪かった。U.S.M.Hも例外ではなかった。
11月でU.S.M.Hは3四半期を終えている。その9カ月間の売上高は5209億0600万円、前年比は1.0%増。ただし既存店は1.0%減。客単価は0.5%増も客数が1.5%減でマイナスとなった。
9カ月間の売上高はマルエツが2782億3900万円で前年比0.4%増。カスミは2103億3100万円、前年比1.6%増。マックスバリュ関東は323億3600万円、前年比1.5%増だった。既存店ではマルエツが1.0%減、カスミが1.4%減に対し、マックスバリュ関東が1.5%増と復調している。