J.フロントnews|12月大丸松坂屋百貨店売上高0.2%増/都市型店舗好調
J.フロントリテイリング(株)(東京都中央区、山本良一社長)の12月の売上速報が発表された。
百貨店事業の売上高は大丸松坂屋百貨店合計では対前年0.2%増、関係百貨店を含めた百貨店事業合計では0.2%減となった。好調だったのは都市型の店舗で、東京店が28カ月連続、名古屋店が5カ月連続で前年実績を上回ったほか、心斎橋店、京都店、札幌店など5店舗が前年をクリアした。
前年に比べて今年は気温が高くコート、マフラー、手袋などの防寒衣料・雑貨が苦戦したものの、休日が1日多かったこともあって、訪日外国人客を中心に化粧品、高級時計、ラグジュアリーブランドが好調に推移した。
なお、免税売上高は、全店が前年比13%増(客数同19%増、客単価▲5%減)、関西4店舗の免税売上高は17%増、札幌店は5%増と伸長した。