アークランドサカモトnews|年商1099億円4.4%・経常利益6.1%の増収増益

ホームセンターのムサシを展開するアークランドサカモト(株)(新潟県三条市、坂本雅俊社長)が、2019年2月期本決算を発表した。

売上高は1099億1300万円(前期比4.4%増)、営業利益は99億0400万円(5.4%増)、経常利益は106億4700万円(6.1%増)、純利益は56億8900万円(5.2%増)の増収増益だ。

営業利益率は9.0%、経常利益率は9.7%。

小売事業の売上高は687億0200万円(1.1%増)、営業利益は37億7400万円(4.9%増)で、増収増益。

主力のホームセンター部門は売上高623億2600万円(0.9%増)。客数の減少はあったものの、春先は天候に恵まれ、夏は猛暑効果、冬は前年の大雪の警戒感から、季節商品の販売が好調だった。また災害復興の特需もあり、既存店は0.1%の増収だ。

さらに、前期5月に出店した「ニコペット与野店」と、11月出店の「住デポ厚木店」が売上げに寄与した。

アート&クラフト専門店のアークオアシスは、売上高63億7600万円で3.1%増と好調だ。

外食事業の売上高は306億0500万円(15.3%増)、営業利益は41億1600万円(9.4%増)。主力のとんかつ専門店「かつや」は国内外のFCを含む店舗数が、25店舗増えて432店舗。「からやま」「からあげ縁」も35店舗出店して94店舗となった。積極的な事業展開が好調要因だ。

2020年通期は、売上高1150億円(前期比4.6%増)、営業利益100億円(1.0%増)、経常利益110億円(3.3%増)、純利益58億円(1.9%増)を見込む。

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