ロック・フィールドnews|19年4月期決算は売上高510億円/減収減益

(株)ロック・フィールド(神戸市東灘区、岩田弘三会長)の2019年4月期は、売上高509億7800万円(前期比1.1%減)、営業利益24億2200万円(22.3%減)、経常利益24億6100万円(22.1%減)、純利益17億3200万円(17.0%減)の減収減益だ。

製造小売業だけに営業利益率、経常利益率はともに4.8%と高い。

2018年度は「食と健康」という新たな価値創造に取り組み、付加価値の高い新商品の積極的な導入や、既存商品のブラッシュアップを行い客単価アップに取り組んだが、減収減益の結果だった。

主力のRF1ブランドは、売上高が328億3600万円(前期比3.1%減)。全体の64.4%の構成比を占める。

セレクトショップ「グリーン・グルメ」の新フォーマットは、「RF1」ブランドのサラダを中心とした品揃えに、「いとはん」ブランド、「融合」ブランドのサラダ・料理を加えて販売を強化した。RF1の売上高3億7000万円が同ブランドに移行したこともあって86億8300万円(6.2%増)と大きく伸びた。

「いとはん」ブランド35億3500万円(0.3%減)、「神戸コロッケ」ブランド28億8200万円(0.4%減)など、それ以外のブランドは前年を下回った。

上海で2店舗を展開する岩田(上海)餐飲管理有限公司は、売上高5.6%増の1億5000万円と好調に推移した。ただし全体に占めるパイは小さい。

ロック・フィールドでは主力工場である「静岡ファクトリー」(静岡県磐田市)の生産能力を約40億円投じて5割高める。2020年5月の竣工を予定しており、同工場でのサラダパックの生産力をアップして惣菜需要、時短需要を取り込んでいく考えだ。

関連カテゴリー

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧