J.フロントnews |8月既存店0.5%減、台風10号影響と婦人服&食品苦戦

J.フロントリテイリング(株)(東京都中央区、山本良一社長)の8月売上速報が出た。大丸松坂屋百貨店は0.5%減、地域大丸3社を含めた百貨店事業全体では0.3%減となった。ただし心斎橋店が2.9%と7カ月連続で、東京店、京都店、札幌店、名古屋店の直営5店舗も前年同月を上回っている。

8月は美術宝飾品、化粧品、ラグジュアリーブランドが好調に売上げを伸ばし、紳士服飾も好調だった。

しかしお盆休みを直撃した台風10号により一部店舗が休業となるなどの影響が大きく、また婦人ファッション、食品が苦戦して減収となった。

大丸松坂屋百貨店合計の免税売上高は前年同月比2%減。客単価は3%増だったが、客数5%減が響いた。

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